椿の花を摘みたい

ドイツ留学、たまに日本文化 🇩🇪トリーア大学留学中

ドイツの病院②

 こんにちは!

今日はついにドイツの病院に行って来ました!ちょっと緊張した……

 

前の記事で書いたように、今日の朝蕁麻疹が完全に引いていたらどうしようという心配は、ちょっと実現してしまいました。昨晩はまたすっごいたくさんでてしまったのですが、今朝は特に上半身はほぼなくなっていて、足に少し残っている程度になっていました。本当に写真撮っておいてよかった。

 

昨日コーディネーターさんが予約してくれていた時間が朝の8時で、結構早めについたのですが、おもての看板には8時半からとの表示が。なにかミスがあったのかな?と思いながら、とりあえず7時50分ごろに3回くらいインターホンを鳴らしてしまいました。

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7時半なのにこの暗さ

 

そんなことをやっていると、8時まであと2,3分!というところで病院の方がおりて来て「病院は8時からだよ!」といいながら閉まっていたドアを開けてくれました。多分私たちが急かしすぎたせいで、ちょっと早めに開けてくれたんだと思います。申し訳なさがすごい。

 

そのあと受付でA4で4枚くらいある問診票と誓約書を受け取り、なんとか頑張って埋めます。内容は日本と大体一緒で、住所や電話番号から、既往症、アレルギーや手術の有無、現在飲んでいる薬、家族の病気(糖尿病や高血圧)などが聞かれました。特に困ったのは予防接種が全て終わっているかという質問。日本で受けなくてはならない予防接種は多分ほとんど全部受けていると思うのですが、ドイツとは基準が違うかもしれないし……とりあえずJa(=はい)にチェックをつけて、そのうしろにvon Japan (=日本の)と書いておきました。

あとはそれを受付に返して、自分の番が呼ばれるまで待つだけです。

おもてにあった8時半というのは、診察が始まる時間だったのかな?8時半ごろから待合室の人たちが呼ばれ始めて、私もわりとすぐに呼ばれました。

 

先生はとっても優しい女の先生で、詳しい症状を聞かれたあと、ほぼ残っていない腕の蕁麻疹と、ひどかったときの写真を見せました。

先生曰く多分アレルギー反応かな〜とのことで、なにか思い当たる節があるかと聞かれたんですが、花粉症以外目立ったアレルギーもないので、特に思いつくものもなく……

個人的にはストレスだと思ったんだけど、と言ったところ、確かにそれもありうるね、みたいな感じ。原因をつきとめるのはすっごい難しいと言われました。あと大したこと喋ってないのにめちゃめちゃドイツ語褒められた。うれしい。

 

そんなこんなでとりあえず血液検査のために血を抜かれ、結果は月曜日にわかるとのこと。加えて今後またひどくなったときのために薬もちゃんともらいました。

 

 

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もらった薬


 

血を抜かれたあとは特に何もなく、処方箋と薬の説明をしてもらったあと受付のお姉さんに「請求書は私じゃなくて保険会社にしてね!」と釘をさし、隣の薬局 (Apotheke)に向かいます。

 

ところで処方箋なのですが、私は日本の保険で今回のお金を払うことにしていたので青い紙になっていました。どうやら青いものはプライベートの保険用みたいです。その青い紙の処方箋は、薬をもらうときに一旦は自分でお金を負担して、あとで保険会社に請求するタイプ。一方でドイツの公的保険の場合は赤い紙になるそうです。なのでもし留学中にドイツの公的保険(AOKやTKなど)に入って、その保険で医療費を負担してもらう場合は赤い方の紙の処方箋になるみたいです(いま調べたらそれ以外の色もあるみたいです)。

 

薬局ではお姉さんに処方箋を渡したあと、2種類処方されていたので「両方ともいる?」と聞かれました。そんな片方だけでいいです〜みたいな人いるのかな。もちろん両方とももらいます。

渡される時に軽く薬の飲み方と効果を説明されて、支払いを済ませて、終わり!

ただ私のように青い紙の処方箋は、保険会社に請求する時に必ず必要になるので、大事に保管しましょう。

 

と、今保険会社からメールがきて気づいたのですが、診断書 (Attest)をもらいわすれた!多分月曜日にまた行った時にもらえると思うのですが……恥ずかしいことに、こういう保険の書類を書くのは初めてなので、すっかり忘れていました。月曜日どうしても必要なのでください!とゴリ押しすることにします。

 

とまあ、以上がドイツに来て初めての病院の流れでした。問診票書いて、待合室で呼ばれるまで待って、先生と話して、処方箋をもって薬局にいく……という感じは本当に日本と同じでびっくりしました。あとは検査の結果と忘れずに診断書をもらうだけです。もちろん保険会社にだす書類もたくさんあるのですが!

病院の先生もとても優しい先生だったので、これから10ヶ月の間体調が悪くなったらまた無理せずかかろうと思います。

 

2019/10/11

yui