ドイツに来て1ヶ月&SaarlouisのIKEA
早いもので、厳密にはあと2日でドイツに来て1ヶ月になります!
来たばかりの頃は本当にホームシックがひどくて、毎日いろんな人と電話をしたりして何とか生きていましたが、最近はやっと生活に慣れて、友人もできて楽しくやっています。それも授業が本格的に始まっていないからかもしれないのですが……。
来た時は初めの3日が長くて、この先10ヶ月もドイツで生活できるのかかなり不安だったのですが、もう1/10が終わったと思うと意外とすぐ終わるのかな、と最近は思い始めています。逆に今から10ヶ月前というと、ちょうど昨年末ぐらいで、そう思うと結構昔だな〜と思ったり。授業が始まったら今よりもタスクも増えるはずなので、もうちょっと生活にハリが出るんじゃないかなと思っています。
そして、昨日はドイツに来てからずっと行きたかったIKEAに行って来ました!
トリーアにはIKEAがないので電車に乗っていかないといけないのですが、今回私たちが行ったのはSaarloiusのIKEAです。Koblenzにもあってどっちに行くか迷ったんですが、
電車の所要時間が短いというだけでSaarlouisに決めました(到着までの全体の所要時間までは計算しなかった)。
私たち交換留学生も学生証をもらうのですが、ここでは学生証がSemesterticketがわりなので、電車に関してはトリーア市内はもちろん、北はKoblenzやGerolstein、南はSaarbrückeまで無料で行くことができます。ゼメチケの範囲や内容は州によって違うので要確認です。ここのゼメチケは乗る時間や時期の指定は一切なく、トリーアのバスは空港行きのバス以外はほとんど無料で乗ることができます。日本でもゼメチケのシステム欲しいぐらいです。
SaarlouisはSaarbrückeの手前にある駅なので、Trier HbfからSaarlouis HbfまでのREは電車賃がかかりません。そして、ここからが問題なのですが、SaarlouisからIKEAまでどうやって行くべきか。Saarlouisまで無料で行けるんだから、Saarlouisのバスも無料で乗れるだろう!と思っていたんですが、行きのREで調べてみるとどうやら違う様子。というのも、電車(DB)とバスは運行している会社が別もので、バスに関してはトリーアのバス会社が運営している地域でしかゼメチケが有効でないようなのです(多分)。
詳しいゼメチケの範囲はここに記載されています。
https://www.studiwerk.de/cms/semesterticket-1001.html
というわけで、Saarlouis Hbfまでの片道15.90€は浮きましたが、そこからIKEAまでのバス代片道3.20€は結局払わないといけませんでした。仕方ない。
約1時間かけてTrier HbfからSaarlouis Hbfに行ったあと、どのバスに乗ればいいか全くわからないので、その時使ったのがこちらのサイトです↓
Trierの乗り換え案内はVRT (Verkersverbund Region Trier)のサイトが便利ですが、saarVVはそのSaarland版で、Saarlandのバスを運行している会社です。ここに目的地(IKEA Kreisel)を入力すると、パパッと乗り換え案内を出してくれます。
Hbfからだと一度乗り換えが必要なのですが、大体20分くらいでつくと思います。つまりTrier Hbfを出発してからの全体の所要時間は、大体1時間半くらい。この時点でHbfまで最速1時間半はかかるKoblenzよりは近いことがわかりました。ここに住んでると1時間半は長いな〜と思うんですが、よく考えたら日本の大学の通学時間と同じくらいなんですよね……。
そしてなんやかんやあってIKEAについたわけですが、今回買いたかったものは
・カーペット
・置き時計(壁にかけることができないので)
・収納
です!特にカーペットはずっとさがしていたんですが、安くていいデザインのものに出会えず、IKEA頼みでした。
結果からいうと、めちゃくちゃ買い物してしまいました!
すでにドイツに来てから1ヶ月が経っていて、大体生活に必要なものは揃っているせいもあってあまり買い物しないかなと思っていたんですが、見るとどうしても買いたくなっちゃう。全部で80€くらいだったと思うんですが、その内容は、
・カーペット(大きいのと小さいのを一枚ずつで40€くらい)
・置き時計(7€)
・書類をまとめる箱(1€)
・グラス(たぶん2€くらい)
・タッパー(たぶん5€くらい)
・収納用の半透明の箱(4€)
・クローゼット用の収納(16€くらい)
・袋の口をとめるクリップみたいなやつ(たぶん1~2€)
・コロコロと替え芯(3€くらい)
です!
何とか運べるぐらいの量だったので、頑張って袋に詰めて持って帰りました。重い棚だったり家具を買ったら配送もできるのですが、まだ寮での荷物を受け取り方をしらないのでちょっとハードルが高い。本当は自立する大きめの鏡も買いたかったんですが、想像以上に重かったので泣く泣く諦めました。
途中子供部屋のあたりで、あのサメのぬいぐるみと目があってとりあえず抱きしめときました……。思ってたよりちっちゃかったな。可愛かったです。
ちなみにSaarlouisのIKEAは隣にdmやMüllerもあったので、ついでに買い物もできます。
重い荷物を抱えながら、また3.20€でバスに乗り、Saarlouis Hbfから電車に乗ります。これでやっと帰れる〜と思って安心していたんですが、同じ車両で騒いでいるおじさん集団が。初めはうるさいなー、と思っただけで気にしていなかったのですが、Saarlouisを出発して15分くらい経った時に、その集団のうちの一人が何と私たちの席のところへ……。ビールを持ちながら明らかに酔っていたので、私の向かいに座ったときはここ最近で一番警戒しました。「ドイツ語わかる?」と言われ、わからないと言っても結局あとでうっかり相槌をうったりしてバレそうだったので「少しね」と言ってしまったんです。そのあとは「どこまで行くの?」「トリーアで何してるの?」「ドイツにはどのくらいいるの?」等いろいろ話して、30分ぐらいたった時には他のおじさんたちも集まって来て、「今度の休暇は日本に行こうかな〜」とかいう話にまでなりました。結局その集団はルクセンブルクで働いている消防士のパーティだったらしく、ただ人と話したいだけの人たちでした。最終的にはストックのビールまでもらい、500mlを飲みながらトリーアに着いたという感じです。最後は結構楽しかったかな。おもしろい人たちでした。
とここまで書いて、結局IKEAの話をほとんどしてないことに気づいてしまった。まあ今回はIKEAに行った話+αということで。明日はまた朝早くからドイツ語のテストがあるので頑張ります!
10/28
ドイツでのスキンケア&ヘアケア
今日はドイツに来てからしているスキンケア・ヘアケアを紹介します!
まずスキンケアから↓
右上から、ニベアのふきとり化粧水 (Mizellenwasser)、真ん中がニベアのクレンジングオイル (Reinigungsöl)、一番左がlaveraのニキビ用ジェル (Anti-Pickel Gel)、あとはおなじみ青缶です。
この中で一番衝撃的だったのはクレンジングオイル!というのもドイツ(ヨーロッパ?)はコットンで拭き取るタイプのクレンジングがメインなので(拭き取り化粧水もクレンジングとして使える)、クレンジングオイルという概念がほとんどないんです。ドイツでクレンジングオイルを手に入れるのを諦めて、なんとか日本から送ってもらおうとしていたんですが、新商品としてdmで売っていたのを見て速攻で買いました。マカダミアオイルと書いてある通り、いい香りがしてメイクもちゃんと落としてくれます!多分帰国するまでずっと使い続けると思います。
拭き取り化粧水はドイツに来てからいろんな人にお勧めされて買いました。もともと日本から持って来た化粧水を節約しながら使っていたのですが、日本の化粧水と併用しようと思って試しに購入したのがきっかけです。私はクレンジングと洗顔と保湿をそれぞれ別々でやっているのですが、この拭き取り化粧水はオールインワンになっているのがすごい。ただ私は肌がピリピリしてしまうので、間髪入れずに青缶を顔に塗りたくっています。なので基本は クレンジング→洗顔(ボディイソープで洗顔してる……)→拭き取り化粧水→青缶 の順番です。
私は日本にいる時からニキビができやすく、日本にいたときは毎晩皮膚科でもらったニキビの薬を塗っていたのですが、その薬が要冷蔵のため泣く泣く日本に置いて来ました……。それもあってドイツに来てしばらくはニキビがすぐできてしまって、どうにかならないかと思っていた時に、日本の化粧水を使わない今のスキンケアに変えました。すると新しいニキビがなかなかできない!!日本式のスキンケアが私の肌に合わないのかわからないんですが、とにかく今はすごいニキビができづらいです。それでももしできてしまった時は、laveraのニキビ用ジェルを塗っています。これはオーガニックのジェルで、匂いもミントの爽やかな感じ。サイズは結構小さいのですが、ニキビができているところに少しのせるだけなのであまり消費量は激しくないです。
今までずっとニキビで悩んでいたのに、ドイツに来て日本の化粧水を使わなくなってから急にニキビができなくなったのは逆に戸惑うくらいです……。日本に帰ったときまたニキビと闘うのが今からナーバス。
ヘアケア↓
ヘアケアはもうこれ一択!!!ロレアルパリのヘアオイルです!
これは本当にすごくて、日本にいたときからヨーロッパに行った人に買って来てもらっていたレベルです。日本で買うと2000円くらいするんですが、ドイツで買うと1000円もしないので惜しみなく使えます。
しっかりタオルドライをしたあと、このヘアオイルをたっぷり毛先につけて、そのあとドライヤーをすると髪が全然乾燥しないんです。本当にすごい。おかげでドイツの硬水にも負けずほとんど傷んでいません。
ちょっと前まではガラス製の瓶のような容器に入っていたのですが、こっちに来てから買ったやつはプラスチックの容器になってました。ちょっと安っぽい?んですが、こっちの方が日本に持って帰る時に軽いので嬉しい。これは帰国するときに大量に持って帰る予定です!
ドイツきてからのスキンケア・ヘアケアはこんな感じです!またほかに良いものが見つかったら紹介したいと思います。
10/20
ドイツに来て買ったもの
こんにちは!
今日は以前の記事で言ったように、ドイツに来て買ったものを紹介したいと思います!日本からスーツケースとリュックだけで持ってこれるものにも限界があるので……。
私の場合は初日に爆買いしたので、その時に買ったものや、そのあとやっぱりいると思って買い足したもの(現時点)などを紹介します。
<電化製品>
・電子ケトル(10ユーロくらい)
・ドライヤー(10ユーロくらい)
・電子レンジ(しばらく悩みましたが50ユーロで買えたので、結局来て1週間ほどで書いました)
電子ケトルとドライヤーは私の中で必須だったので、きた初日に買いました。お湯さえ沸かせれば味噌汁くらいは飲めるし、髪が濡れてる状態で寝れないので……。
<日用品>
〜初日に買ったもの〜
・トイレットペーパー
・まな板(包丁は友達の部屋に二つあったので、一つもらいました)
・フライパン(多分10ユーロくらい)
・お風呂用のマット(買ったはいいものの、もしかしたら玄関用だったかもしれない)
・シャワーカーテン(上に引っ掛けるリングがなくて、カーテンをかけるために結局別にリングを買う羽目に)
・タオル
・ビニール袋
・アルミホイル
・スポンジ
・洗剤(食器用、手洗い用、洋服用)
トイレットペーパーが一番必要です。正直それ以外はなくても一日二日くらいはいける。
BRITAは重い水をいちいち買わなくて済むように買いました。多分小さめのやつで20ユーロくらい。1ヶ月に一回カートリッジを取り替えないといけないので、これからあと9回分カートリッジを買わないといけないんですが、重たい水を買うよりはマシかな、と思っています。
もともと部屋にあったハンガー、洗った食器を干すやつ(名前わからない)は買ってません。
〜しばらくしてから買ったもの〜
・コスメ関係(拭き取り化粧水、ニベア青缶、コットン、ヘアオイル、ニキビ用のジェル)
・掃除道具(クイックルワイパーみたいなやつを使っています)
・収納
・ポケットティッシュ(風邪を引いたのですごい消費量)
・箱ティッシュ
・毛布(布団が薄かったので。11か12ユーロ)
・コップやお皿
コスメ関係はまた別の記事にしようと思います。ここ3.4日くらい日本の化粧水を使わずに、拭き取り化粧水+青缶(+ニキビ用ジェル)にしたらニキビできなくなってびっくりしてます。
収納は本当に大事。買うまでは棚に全部並べてました。箱ティッシュは教えてもらったdmのコスメ用のティッシュで、本当に重宝しています。
<食料品(今まで買ったもの)>
・水(BRITA買ってからは買ってない)
・パスタ
・パスタのソース(一度に使いきれなくてもいいように瓶で)
・ミルヒライス
・パン
・バター
・スライスチーズ
・卵
・粉チーズ
・野菜(きてすぐ買ったのはとりあえずブロッコリーとパプリカだったような)
・塩、胡椒
・オリーブオイル、なたね油
・マヨネーズ(まだ使ってない)
・ツナ缶
・紅茶のティーバック、インスタントのコーヒー
・梅酒(ドイツの蝶矢が作っていて安い)
・肉(使いきれないから冷凍)
・スープの素
・チョコレート
たぶんこのくらいだと思います!
食品別に書く必要なかったな、と思ったんですが、自分用のメモとして残しておくことにします。ひき肉は最高だしベーコンはまだ買えていません。チョコはKinder Riegelが高校生の時から大好きで、日本にいたときもplazaで買っていて、今では毎日のように食べています。お米も日本のお米はないけどミルヒライスあるだけマシだな、と食べるたびに思います。ミルヒライスという食べ物を作ってくれてありがとうドイツ。
10/18
ドイツの病院④
今回はドイツの病院完結編です!!
今日も朝から別の病院に行きまして、前回行った病院と同じように書類を書いて(今回の病院は書類がすごく少なかった)、待合室で待っていました。意外とすぐ呼ばれたのですが、また診察室でも待たされ、病院が開いてから30~40分ほどでやっと見てもらうことができました。
先生は今回は男性だったのですが、診察室に入ってきた瞬間すごい笑顔で挨拶してくれてとっても優しかったです。まずグーにした拳を軽くぶつけ合う挨拶?から始まり、Deutsch? Englisch? (ドイツ語?英語?)と聞かれました。また今回も日本語が話せる別のドイツ人の子がいたのもあり、ドイツ語で!とお願いしました。
そのあとは普通の診察をしてくれて、一週間くらい前にじんましんが出て、今はもうないんだけど……と説明。一番酷かったときの写真を見せて、「なにかアレルギーのある食べ物を食べた?」「薬のアレルギーはある?」「息はくるしくなかった?」等色々聞かれました。
結局、その時風邪を引いてたことと、ドイツにきたばっかりだったことを言ったところ、「多分体調不良とストレスが同時にきたから、蕁麻疹がでちゃったんだと思う」と言われました。つまり、血液検査は無し!注射は嫌いじゃないんですが、血を抜かれたところが翌日も少し痛かったので、できればしたくなかったんです。
最後はまた蕁麻疹がでたときの薬(しかも前の病院でもらったやつとは違うやつ)の説明を受け、グーにしたこぶしをぶつけ合って終わりました。先生なりのコミュニケーションだったんだろうな。
あとは前回同様、診断書を忘れずに聞いて、薬局に行って薬をもらって終わりです。
今回は症状ももう引いていることもあって、わりとあっさり終わりました。先生もかなり優しくて本当に良かったです。病院の予約がいっつも朝早くて、毎回起きるのが辛かったんですが、やっと今日で病院関係は(保険会社の書類を除いて)終わりです!
保険会社に連絡して、予約を取ってもらい、実際に診察受けてまた必要があれば検査や再診……と色々手続きもめんどくさいので、もし体調が悪くなったらなるべく早く行動することをお勧めします。
私はこれから日本に帰るまで絶対に体調を崩さないぞと心に決めました。元気が一番ですよね。
最近また寒くなってきたような気がするので、ドイツにいる人も日本にいる人も体調に気をつけてお過ごし下さい!
10/17
ドイツの病院③
こんにちは!
今回はまた蕁麻疹で病院にかかった件で進展があったので、またそれについて書こうと思います。
今週の頭に血液検査の結果を聞きに行ったのですが、どうやらその検査では原因はわからなかったようです。私としてもアレルギーよりはストレスかな?と思っていたので、まあそうだよな、って感じだったのですが、その話を聞いたあとに先生が何かを書いてくれるというので、一応結果を書面で残してくれるのかな?と思い待っていました。
すると、何やら謎の書類にサインを求められ(がんばってドイツ語を読もうとしたけど難しくて無理だった)、そのあと処方箋の紙に似ているものを渡されました。それも、何やら住所と電話番号が書かれた付箋つき。よくよく見てみるとÜberweisungsscheinと書いてあります。もしや……と思い調べてみると、やっぱりほかの病院の紹介状でした。先生が書いてくれるといってくれたものは、血液検査の結果ではなくて紹介状のことだったんです。ドイツ語難しい。日本だと一回症状が引くと、薬だけとりあえず出して終わりになることが多いような気がするんですが、とことん原因を追求する感じみたいです。
付箋に別の病院の住所と連絡先が書いてあるあたり、自分で予約を取っていかなくてはならない方式のよう。また病院の開いている時間に予約を取りに行かないといけないかな〜と思いつつ、まずは保険会社に紹介状をもらったことを連絡します。すると、紹介された病院がアレルギーの専門医ではないことが判明。結局色々あって、最終的にはアレルギーを専門にしている別の病院の予約を取ってもらうことになりました(紹介状の意味……)。
紹介状を使わないんだったら、症状がもう引いてる今、別の病院にかかる必要もないように思えるのですが、コーディネーターさんに予約していただいたので、とりあえず明日の朝行ってみようかと思います。多分また血抜かれるような気がする。
それと、前回忘れていた診断書も、ちゃんと忘れずに受付のお姉さんに言えました!はじめ診断書の話をした時に、なぜかきょとんとされて、「何のためにいるの?」とか言われたのでとっても焦りました。ただ保険のために必要なんだけど!と言ったところ、「それなら保険会社に送るから大丈夫よ!」と言ってもらえました。多分当たり前のことすぎて、逆に何のことかわからなかったんだと思います。よかった。明日また別の病院に行ったときにも忘れないようにしたいです。
明日の病院の先生(と受付の人)が優しくて優しいドイツ語を喋ってくれることを祈るのみです。まずは遅刻しないでいけますように!
10/16
ドイツの病院②
こんにちは!
今日はついにドイツの病院に行って来ました!ちょっと緊張した……
前の記事で書いたように、今日の朝蕁麻疹が完全に引いていたらどうしようという心配は、ちょっと実現してしまいました。昨晩はまたすっごいたくさんでてしまったのですが、今朝は特に上半身はほぼなくなっていて、足に少し残っている程度になっていました。本当に写真撮っておいてよかった。
昨日コーディネーターさんが予約してくれていた時間が朝の8時で、結構早めについたのですが、おもての看板には8時半からとの表示が。なにかミスがあったのかな?と思いながら、とりあえず7時50分ごろに3回くらいインターホンを鳴らしてしまいました。
そんなことをやっていると、8時まであと2,3分!というところで病院の方がおりて来て「病院は8時からだよ!」といいながら閉まっていたドアを開けてくれました。多分私たちが急かしすぎたせいで、ちょっと早めに開けてくれたんだと思います。申し訳なさがすごい。
そのあと受付でA4で4枚くらいある問診票と誓約書を受け取り、なんとか頑張って埋めます。内容は日本と大体一緒で、住所や電話番号から、既往症、アレルギーや手術の有無、現在飲んでいる薬、家族の病気(糖尿病や高血圧)などが聞かれました。特に困ったのは予防接種が全て終わっているかという質問。日本で受けなくてはならない予防接種は多分ほとんど全部受けていると思うのですが、ドイツとは基準が違うかもしれないし……とりあえずJa(=はい)にチェックをつけて、そのうしろにvon Japan (=日本の)と書いておきました。
あとはそれを受付に返して、自分の番が呼ばれるまで待つだけです。
おもてにあった8時半というのは、診察が始まる時間だったのかな?8時半ごろから待合室の人たちが呼ばれ始めて、私もわりとすぐに呼ばれました。
先生はとっても優しい女の先生で、詳しい症状を聞かれたあと、ほぼ残っていない腕の蕁麻疹と、ひどかったときの写真を見せました。
先生曰く多分アレルギー反応かな〜とのことで、なにか思い当たる節があるかと聞かれたんですが、花粉症以外目立ったアレルギーもないので、特に思いつくものもなく……
個人的にはストレスだと思ったんだけど、と言ったところ、確かにそれもありうるね、みたいな感じ。原因をつきとめるのはすっごい難しいと言われました。あと大したこと喋ってないのにめちゃめちゃドイツ語褒められた。うれしい。
そんなこんなでとりあえず血液検査のために血を抜かれ、結果は月曜日にわかるとのこと。加えて今後またひどくなったときのために薬もちゃんともらいました。
血を抜かれたあとは特に何もなく、処方箋と薬の説明をしてもらったあと受付のお姉さんに「請求書は私じゃなくて保険会社にしてね!」と釘をさし、隣の薬局 (Apotheke)に向かいます。
ところで処方箋なのですが、私は日本の保険で今回のお金を払うことにしていたので青い紙になっていました。どうやら青いものはプライベートの保険用みたいです。その青い紙の処方箋は、薬をもらうときに一旦は自分でお金を負担して、あとで保険会社に請求するタイプ。一方でドイツの公的保険の場合は赤い紙になるそうです。なのでもし留学中にドイツの公的保険(AOKやTKなど)に入って、その保険で医療費を負担してもらう場合は赤い方の紙の処方箋になるみたいです(いま調べたらそれ以外の色もあるみたいです)。
薬局ではお姉さんに処方箋を渡したあと、2種類処方されていたので「両方ともいる?」と聞かれました。そんな片方だけでいいです〜みたいな人いるのかな。もちろん両方とももらいます。
渡される時に軽く薬の飲み方と効果を説明されて、支払いを済ませて、終わり!
ただ私のように青い紙の処方箋は、保険会社に請求する時に必ず必要になるので、大事に保管しましょう。
と、今保険会社からメールがきて気づいたのですが、診断書 (Attest)をもらいわすれた!多分月曜日にまた行った時にもらえると思うのですが……恥ずかしいことに、こういう保険の書類を書くのは初めてなので、すっかり忘れていました。月曜日どうしても必要なのでください!とゴリ押しすることにします。
とまあ、以上がドイツに来て初めての病院の流れでした。問診票書いて、待合室で呼ばれるまで待って、先生と話して、処方箋をもって薬局にいく……という感じは本当に日本と同じでびっくりしました。あとは検査の結果と忘れずに診断書をもらうだけです。もちろん保険会社にだす書類もたくさんあるのですが!
病院の先生もとても優しい先生だったので、これから10ヶ月の間体調が悪くなったらまた無理せずかかろうと思います。
2019/10/11
ドイツの病院①
こんにちは!
今もすごい体調が悪くて(前も風邪をひいたと書いたのですが、実はまだ完璧には治っていない)、昨日の午後から全身に蕁麻疹がでてしまい……
ドイツきてから10日が過ぎようとしていますが、ちょっとしんどすぎる。
蕁麻疹も結構すごくて、昨日の夜から今日の昼にかけてかなりひどく、顔から足首までほとんど全部でています。特に顔は本当にひどくて、二重がなくなって若干視界がさえぎられるレベルにまでなっています。おそろしい。しかも全身がかゆい!ぼこぼこ蕁麻疹が出ているのもすごい気持ち悪いし、とにかく午前中にある語学の授業も集中できず、今日休憩時間に日本の保険会社に連絡をすることにしました。
オペレーターさんや現地のコーディネーターさんがとても優しく、迅速に手配してくださり、結局明日の朝いちばんから人生で初めてドイツの病院にかかることになりました。今いちばん怖いのは、明日起きたら蕁麻疹が全部なくなっていること……
まあ治るのに越したことはないんですが!一応ひどかったときに手や足や顔の写真を撮っておいたので、もし明日完全に治ったらその写真を見せて、何かしら薬をもらう予定です。これからまた出た時のためにも行っておいた方がいいと思うので。
日本にいた時も蕁麻疹が全身に出た時があって、その時はチョコラBBを飲んで寝たら治ったのですが、なかなかドイツにいるとそういうものもわからず……。ドイツ人というと滅多なことでは病院にかからないイメージがあり、大抵のことはハーブティーや何やらで治そうとするところがあります。私もきてすぐ風邪をひいた時は喉にきくハーブティを飲んでやりすごしたんですが、さすがに蕁麻疹にきくハーブはなさそう。
明日どのような感じになるかはわからないんですが、また人生初めてのドイツの病院がどうだったか書こうと思います。こういう症状が軽い時に一度かかっておけば、もしこれから何かあったときも慌てないと思うし。
実はいろんな人からの勧めでドイツの薬局Apotheke で薬だけもらうということも考えたのですが、今日もかなりたくさん蕁麻疹が出ていたことに加え、病院にかかって処方箋をもらえば薬代も保険がおりるということで、手間はかかるけど病院に行くことに決めました。正直薬局に行って何かかゆみ止めや抗アレルギーの薬を買う方が早いことには早いのですが、幸いにも今はそれなりに時間もあるので、ドイツの病院を体験してこようと思います。
保険会社には通訳が必要か聞かれたのですが、ある程度自分はドイツ語が話せるだろう!という謎の自信のもと必要ありません!と言ってしまいました。そのあと大学で昼食を食べながらその話をしたら、友人から「日本語専攻のドイツ人に同行をお願いしたら?」とのアドバイスが。確かに、もし都合があって迷惑でなければ来てもらえた方が嬉しいな、と思いダメ元で連絡したところ、明日の朝早い時間にもかかわらず快諾してくれました。私の大学の日本語専攻の学生さんは本当に優しいです。そして最高に心強い。
というわけで明日はドイツで初の病院です!まずは迷わず病院に辿りつけますように!
10/10